メキシコシティの旅⑦/国立人類学博物館
今日もメキシコシティ出身のサンチェス君に付き合ってもらい、ぜひ訪問したかったメキシコ国立人類博物館を見学することにしました。
博物館へはバスで行きます。ソナ・ロッサの独立記念塔からだいたい10分位で行ける距離にあります。
流石にメキシコ随一の博物館でとても綺麗で立派な建物です。
中庭の噴水で記念写真をパチリ(笑)
メキシコ国立人類学博物館は、古代メキシコのテオティワカン 、アステカ、オアハカ 、マヤなどの色んな文明の遺跡から出土した物が数多く展示されています。
ちなみにここの博物館は日本と違って写真撮影OKで、撮りたい放題です。( ^ω^)
あまりに沢山の展示ブースがあり、違いが良く分かりませんが、代表的な所だけ紹介します。
まずは昨日見学したテオティワカンから、
テオティワカン文明は、紀元前2世紀〜6世紀まで繁栄し、突如姿を消した謎の文明で、テオティワカンとは太陽の民アステカ人の言葉で、「神々の都市」という意味とのことだそうです。
この博物館の目玉のひとつとも言える雨神チャルティトゥリクエ。テオティワカンの月のピラミッドの前にあったオリジナルの像だそうです。
これらはこの時代によくあるデザインのようです。上のガイコツの像は有名ですよね。
あとはテオティワカンのピラミッド遺跡にもあった、テオティワカンのケツァルコアトル神殿(レプリカ)で、このヘビのような飾りが特徴みたいです。
次はアステカです。ここで特に有名なのは何といっても
太陽の石(アステカ・カレンダー)ですよね。学校の世界史の教科書にも掲載されている物ですね。これ結構な大きさです。
本物の隣に色鮮やかな解説用の「太陽の石」がありました。
アステカの神話によると、これまでに4つの太陽の時代がありましたが、既に滅びてしまったとのこと。現在は5番目の太陽の時代だとされているようで、実は、この中に5つの太陽が描かれているんだとか。で、中央で舌を出しているのが5番目の太陽だそうです。
太陽とともに宇宙や人類も滅びますが、一説によると、5番目の太陽の時代は紀元前3114年8月11日に始まり、2012年12月21日に終わると解釈され、これが一部の人にとってはオカルト的な興味を引き、2012年に地球が滅びると話題になり、映画化もされましたね。
これも何だかさっぱりわからないけれどもデザインが秀逸です。スペイン語が読めないので何だかわかりませんが。(笑)
スペインの征服者(コンキスタドール)エルナン・コルテスに贈呈されたと言われているケツァル鳥の羽で作った王冠のレプリカ。
一応かぶったフリ。定番の記念撮影です。
最後はマヤのブースです。
ちなみにこれは中庭にあった神殿のレプリカ。マジでメキシコ国立人類学博物館の展示は気合いが入っています。
こちらは、チチェン・イツァ遺跡にあったお馴染みのチャックモール、。生け贄の切り取ったばかりの心臓を捧げる恐ろしい場所だそうです。
まだまだ見どころ一杯で、しっかり見ようとするとまる2日かかると言われるほど沢山の展示物があり、紹介しきれません。正直、色んな文明の違いがよく分かりませんでしたが、とにかく見ていて飽きません。世界史に興味のある方も、無い方にもぜひお勧めです。
次回はティファナへの旅です。
0コメント