メキシコ中央高原の旅⑥/テキーラ
モレリアでの昨夜のセマナサンタの行列の興奮さめやらず、早朝から目が覚めてしまいました。
カテドラルの横から旭日がちょうど登り始めました。何か幻想的です。
街はまだ静かで、車もほとんど走っていません。
今日も快晴、メキシカンブルーの青空が広がっています。公園では昨夜のテントの夜店も片づけられており、何もなかったような静けさです。
今日はメキシコの代表的なお酒であるテキーラで有名なテキーラ村へ行きます。本来ならグアダラハラから出ているテキーラ列車に乗って行きたかったのですが、ネットの予約サイトがスペイン語サイトしか無かったため、あきらめて車で行きます。
位置的にはグアダラハラを通り過ぎて北へ30キロほど行った所にあります。それで今夜はグアダラハラに宿を予約してあります。
テキーラ村は小さな村で、最初駐車場をさがすのに苦労しましたが、たまたま前を走っていた車に付いていったら駐車場にたどり着きました。ラッキーです。メキシコではどこもそうですが、外から見て駐車場という所はありません。小さな門をくぐっていくと中が開けていて何台も車が止まっているみたいな。今回もそんな感じの駐車場で、一人ではとても探し切れなかったところでした。
ありました、ありました。ここにも市街観光用の色んな種類のバスが広場に集まっています。
でも今回はこのバスにのるのは止めて、テキーラ工場見学ツアーに参加します。
今回お邪魔するのは、このカラスがマスコットになっていることで有名な Jose Cuervo という酒蔵です。
ツアーはスペイン語のガイドツアーと英語のガイドツアーがありますが、勿論英語ガイドのツアーを選択です。( ^ω^)
やはりオーナーさんはお金持ちで、何台ものクラシックカーを所有して展示しているようです。
しばらくガイドさんについて歩いていくと、テキーラの原料であるアガベ(agave)というサボテンの一種の球根?の部分のようです。一見パイナップルのように見えますが、これ、一つ一つが大きいんです。
このコンベアで工場内にアガベは搬送され、ジュースを絞られます。途中ツアーでは絞られる前のアガベの味見をさせてくれます。食べた感じは、そう、サトウキビをかじったみたいにとっても甘いんです。これでお酒ができるのも納得できる甘さです。
今回案内してくれたガイドさんです。ちょっとチャーミングなお姉さんです( ^ω^)
このお姉さんの説明によると、テキーラには2種類あり、一つは100%純正テキーラ。もう一つは51%がテキーラで残りの49%が他のお酒が混ぜてあるもの。なんでも51%あればテキーラと呼んでも良いようです。みなさんお気をつけあれ。
このような絵で昔ながらのテキーラの製法も説明してくれます。
最後はお楽しみの試飲ができてツアー終了です。勿論、テキーラのお土産も買うことができ、ここでしか買えないオリジナルもあるようで、てきーらを数本と、テキーラチョコをお土産にかいました。
なかなかお酒好きには楽しめるツアーかもしれません。・・・続く
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