マグロの解体ショー/サンルイスポトシ/メキシコ
2014年9月。メキシコに赴任して約半年になります。生活はやっと運転免許証と個人使用の車は支給されたことにより、至って快適になってきました。
最近では近くのスーパーマーケットにも一人で買い物にも出かけています。
メキシコの9月はまだまだ暑い日が続いています。日中は30度を超える日も多いですが、高地(標高2,000メートル)のせいで湿度は低く日本よりは断然快適に過ごせます。アパートのリビングにはエアコンがついていますが、夜は涼しいためほとんどエアコンをつける必要ありません。
車の移動手段ができるとサンルイスポトシの生活は格段に向上しました。好きな時に好きな所へ行けるのはとてもありがたいです。
しかし、残念なことにサンルイスポトシには本格的な日本料理屋がありません。なんちゃって日本料理の「みちこ」か「スシロール」。スシロールのすしも、カリフォルニア巻程度しかありません。
そんなこんなで日本料理が恋しくなってきた時に「マグロの解体ショー」のお誘いがありました。
お世話になっている商社さんが、サンルイスポトシに進出している日系企業の日本人スタッフに声をかけて、有料ではありますが赴任者同士の親睦も兼ねての催しとなりました。
ところでメキシコでマグロ?と思われるでしょうが、私も知りませんでしたが、なんと!メキシコでもクロマグロの養殖を行っているんだそうです。マグロの養殖と言えば近畿大学の養殖が有名で、最近ではクロアチア(アドリア海)でも日本の技術を使って養殖しているそうです。そしてここメキシコでも太平洋でマグロの稚魚を捕獲して成魚になるまで生けすで養殖しているんだそうです。
ということで今日のマグロは冷凍ではなく生マグロの解体となります。楽しみ( ^ω^)
それと本日まぐろを裁いていただけるのは、メキシコシティの日本料理の名店「みかど」さんの板長を御呼びしました。・・・ということで今日はマグロ食べ放題!!!です。
まずはこれも大きく立派なサーモンから裁きます。メキシコでもサーモンはよく食べられているようですが、今日はこれは本命ではありません。
さてさていよいよマグロの登場です。丸々と太った本マグロです。小ぶりではありますが約20kgほどの手頃な養殖サイズになります。
解体途中、まさに日本刀が登場しみごとに解体されていきます。
まずは「お刺身」から。大皿に船盛のように大トロ、中トロ、赤身のてんこ盛りです。ビデオ中の板長の解説にもあるように、殆ど全身トロ状態でどこを食べても脂がのっていて最高です。
約70人くらい参加していましたがとても食べきれません。最後は握り寿司やトロの鉄火巻までつくってもらいたらふく寿司三昧させていただきました。
久しぶりの日本食。しかも高級マグロ。参加費は700ペソとちょっと高目ではありましたが、このパホーマンスには大満足でした。・・・笑
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